すぐに実践して、子どもの行動が改善するというのは難しいかもしれませんが、こういったポイントを意識して言葉がけができるとよいかと思います。
①感情的にならない
ついイラっとして怒ってしまうことはあるかもしれませんが、そこを少し我慢して、冷静に、淡々と伝えることが大切です。②「ダメ」や否定形を使わない(肯定的な言葉を使う)
「だめ」「しないの」という言い方や、「走らないで」という否定形は極力使わないようにしましょう。走らない → 歩きましょう
というように、望ましい状態を伝えることが大切です。
頻繁に否定形を使っていると、それが癖になりやすいので注意が必要です。
③「すべきこと」を言う
「叱る」ということは、子どもにしてほしいことがあるはずです。言葉で「〇〇するよ」と伝えることが大切です。
「何やってるの!」や「こら!」「もう!」はただの文句でしかなく、してほしいことは全く伝わりません。
④短い言葉で伝える
「あれやって、これやって」とだらだらと伝えるよりも、一つずつ具体的に伝えるようにしましょう。⑤子どもの注意を引き付けてから伝える
子どもは見ているもの一点に集中しがちです。ゲームをしていれば、ゲーム以外のことに注意を向けることは難しいです。
そのため、肩をたたくなどして、一度こちらを向いてから伝えるようにします。
⑥できないことを叱らない
努力してもできないことに対して言われても、どんどん嫌な気持ちになるだけです。少しでもできた部分を見つけて、褒めてあげる方がその子の成長につながります。
基本的なポイントですが、ついつい忘れがちになってしまうことでもあります。
私自身も、こういったことをまとめていくうちに、再度勉強になります。
よい叱り方をして、子供とのより良い関係を築いていきたいですね。